高齢者へのワクチン接種が80%を超え、職域接種や地域接種では働く世代、若い世代へのワクチン接種が進んでいます。(2021年8月11日現在 厚労省調べ)
初めての新型コロナワクチン接種で、
とワクチン接種を迷っている方、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際看護師として企業や市町村でのワクチン接種の現場に行く際も、ワクチン接種についての質問を受けることが多くあります。今回は企業の社員さんや地域の方からよく聞かれる質問について、厚労省の資料や先生から聞いた意見のまとめを紹介していきます。
Contents
ワクチン接種に関するQ&A
ファイザー社 | モデルナ社 | |
接種回数 | 2回 | |
接種間隔 | 3週間 | 4週間 |
保管・扱い | ‘-60度~-80度 要希釈 |
‘-20度 希釈不要 |
対象年齢 | 12歳以上 | |
発症予防効果 | 95%前後 | |
感染リスク | 90%前後 |
扱いやすさから企業での職域接種では、モデルナ社のワクチンが使用される傾向にあります。インフルエンザワクチンの予防接種の発症予防率が60%~70%であるといわれているため、発症予防効果は高いといわれています。
事前の医師診察にて重篤なアレルギー症状を発症したことがある方など、リスクの高い人を分けていたり、事前に重症者の受け入れ病院や医療物品(アドレナリンや挿管器具など)を取り決め・準備したり安全なワクチン接種をへの努力があってこその数字だと思います。
私が参加したワクチン接種会場(約1万人の方が接種)では、副反応による体調不良者はいませんでした。(不安や緊張で迷走神経反射を起こす方は数名いました。)
大規模接種会場の先生のお話も伺いましたが重傷者はいらっしゃらなかったとのことでした。
まとめ
今回は、看護師の新型コロナウイルスワクチン接種時の副反応に関するQ&Aをまとめていきましたがいかがでしたか。この記事がワクチン接種への不安や悩みの解消につながれば幸いです。また、ワクチン接種にここに書いてあることがすべてではないので、正しい情報を取捨選択しながら、打つ・打たないを決めていただければと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。